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からすみは、岐阜県の東濃地方、長野県の木曽郡南部と下伊那郡南西部、愛知県奥三河に伝わる銘菓で、米粉でつくった蒸し菓子のこと。 == 概要 == 下記の地域では「からすみ」と言うと、鯔の卵巣の加工品ではなく、米の粉を加工した和菓子を意味する。 * 岐阜県中津川市、恵那市、瑞浪市などの東濃地方 * 長野県木曽郡南木曽町、大桑村と下伊那郡根羽村 * 愛知県北設楽郡設楽町と豊田市の稲武町などの奥三河 このからすみは、全体に細長い棒状の棹物菓子で、包丁で適当な幅に切って食べる。特徴的なのは、長い側面の上部を両側から中央に向けて押し寄せたようになっており、切った断面が富士山のような山の形になっていることである。これは、蒸した団子を長く伸ばし、このような形の木型に押し入れて作られる。 食味や作り方は名古屋名物のういろうに似ているが、より固く弾力があり、べとつきが少ない。日が経つと、デンプンがβ化(老化)して、固くなるが、蒸したり、焼いたり、電子レンジで加熱する事で、柔らかさを取り戻せる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「からすみ (菓子)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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